本日、簿記3級をCBT形式で受けて合格しました!
今まで頑張った努力が実った・・・等といいたいところですが、実は前日まで試験を申し込んでいたことを忘れており、前日にリマインドメールが来て、慌てて大学の帰りに教科書を買って読み込むという失態をしました。(やばいやつ)
その時に気づいた内容に関してここに記しておきたいと思います。真面目に勉強したほうがいいに違いないですが、マネする人のために私のスペックを一応記しておきます。同じような人なら自己責任でまねてください。
- 偏差値70前後といわれている二流大学の理系学生
- 短期記憶は基本的に苦手で新たに英単語100単語を覚える小テストなどでは1週間与えられても8割程度の正解率までしか上げられない。
- ドラゴンクエスト3の宝箱の中身、小さなメダルの落ちている位置等は3周やるころには入っているものが薬草レベルのものでも勝手に覚えていた。
- 高校時代に数学オリンピック予選通過、本選でボロボロ
-
基本情報技術者の資格を持ち、その中で先入先出法などの基本的な内容は知識としてある。
- 漢検2級を持っており、漢字の字面を見ればどのような意味を持っているのか大体わかる。
では、私の10時間の学習の軌跡をここに記していきます。
教科書
私が使った教科書は「スッキリわかる日商簿記3級」です。何も考えずに一番書店で安い奴を買いました。
学習方針
まず、テストの概要を確認しました。テストの形式を知ることで、どこを捨てて、どこを得点するかを決めるための情報を集めるためです。大問が三つあり、第1問は仕訳45点、第2問は勘定の記入及び補助簿20点、第3問は損益計算書・賃借対照表の作成35点でした。
次に、本についていた本番形式のチェックテストを教科書と解答を確認しながら3時間かけて解きました。どのような知識があれば問題が解けるのかを確認しました。分かったことは全ての問題に関して、仕訳ができないと得点できないということと、第3問は一つの仕訳をミスるとミスの伝搬が起こってしまうため、仕訳の捨て問を作れないということです。よって、第1問は満点レベルにもっていかなくてはならなくて、そこまで来ると第3問はついでレベルで解くことができるようになりそうと感じました。したがって、とりあえず第1問と第3問を完璧にして、第2問は余裕があったら対策しようと考えました。
対策(少しズル)
チェックテストを解いてわかったことはもう一つあります。それは、仕訳の名称は選択形式なものが基本的なため、その場で何となく選べば問題ないということです。仕訳について何が「資産・負債・純資産・費用・収益」なのか覚えるのが面倒だったので、現金を基準に考えました。すなわち、それが発生する場合現金ならどうなるかを考えて一つ一つ埋めていきました。
例)
・現金について
左で増える・右は減る
・買掛金について
物を買ったときにお金を後で払うということだから、借金と同じ
・○○費について
例えば通信費を支払ったとなると、
通信費/現金
になるはずだから、費用は増えると左
・現金として使える物
預金や手形、小切手等は支払いで使えるし現金みたいなものだろう
左に書くか右に書くか分からなくなったときは、第3問をみればなんとなくわかるから、真面目に覚えない!という手を使いました。
第3問は細かい内容を埋めていきました。
・空欄になることのある仕訳は前払(左)/前受(右)、未払(右)等
・当期純利益は繰越利益剰余金に上乗せする
などなと・・・
後は教科書の問題71(精算表に関わる問題)と73(財務諸表に関わる問題)を解いて確認し、テストに向かいました。行きの途中で教科書を一応2周ほど読み、あきらめの境地でテストを受けました。
まとめ
何やっているんだろう私は・・・と思ってしまいますが、一応合格していてよかったと思います。ただ、2級を受ける予定なので、基礎からまた勉強することになると思います。その時には、時間をとって勉強する計画性を発揮したいと思います。
(それにしても第2問はバッサリ捨てたなぁ・・・常識を使って得点したところ以外壊滅じゃないか?)